2006年01月10日
カワハギ釣りのライバルは小学生~前編~
1年の計は元旦にモハメド・アリ…
と申しますが、やはり今年1年を占う上でも、初めての釣り物は慎重に選びたいものです。
成るべくならば、『釣れ過ぎてリンダ困っちゃう』的な釣り物が良い選択。
しかも、この時期食べて最高というか、食べた瞬間に『アナザーディメンジョン』喰らったぐらいの衝撃が欲しいんですよ、インパクツが。
となると、自ずとから選択する魚種は絞られてくる訳ですが、オレの脳内ルーレットが選択したのは…
『カワハギ』
カワハギの淡白な白身はフグを超え、この時期にパンと張る『キモ』は、『コイツを知らずに死ななくてよかった』とまで言いたくなる位の味。
オレのジャパニーズ・ドリームの1つはコイツのキモで『キモ豆腐(キモ100%)』を作ること。
そんな『カワハギ』を選択したのは、自明の理というものでしょう。
…しかし、そのマヌケな面構えからは想像も出来ないぐらい、カワハギは難しい釣り物でもある訳で。
未だに『ツ抜け』たコトないし。
つか、そもそも選択した釣り物が『カワハギ』て時点で何か間違っているような気もしますが、オレのマイブレインは『カワハギ全回転リーチ』中。
ええぃ!ゴチャゴチャ言うな!
行くぜ!小網代港は『丸十丸』!
オレのハートは止められないぜ!
(所謂マックスハート状態)
さて。
何故に『丸十丸』かと言われれば、何となく相性がいいような気がするからですが、1年ほど前に行ったカワハギも結構調子良かったていう、脳内イメージが出来上がっているというのも事実。
そう、何から何まで1年振りなのに、
『60匹ぐらい釣れてダイワからフィールドテスターに指名されたらどうしよう?そうしたら、やっぱり水野裕子と「イエス!カワハギ!」て言わなきゃ駄目か?』的な発想まで発展。
そんなコトを考えながらタックルの準備をしていると、トモ方面には小学生の男の子が乗船。
いや、こうやって釣り人口の裾野が広がるのは一人の釣り人として非常に嬉しいことです……
ってオマエ、それは…
ダイワ スマック 100L
ダイワのスマックじゃねぇか!?(相当驚愕)
この時点のオレマインドで、彼は小学生から一人前の釣り人として『ライバル』に昇格です。
つかアポロみたいなモンです、すでに。
エイドリア~ン!
つかコレで『極鋭(ダイワの凄いカワハギ竿)』なんて使ってたら、海のモズクじゃなくて藻屑に変えてやるトコです。
オレがライバルに熱い視線を送っている間に、船は約15~6人を乗せて、定刻少し前に河岸払い。
一路城ヶ島沖を目指します。
この日は風も殆ど無く、波も静かでベタ凪状態。
しかも太陽が顔を出して、暖かいぐらいです。
この状態ならば、底ダチ(海の底ね)の状態はラインを通してビンビン伝わってくる筈です。
カワハギの繊細なアタリを取るためには、これ以上はないコンディション。
勝った!!>小学生に
既にオレの頭の中ではロッキーのテーマ(B・コンティ)が流れ、感動的なエンディングを迎えてます。
そして天高く拳を突き上げそうになったときに、船長の『始め』の合図が。
もー、何だよと我に返り、仕掛とオモリを海の底深く送り込みます。
そうしてリズミカルに竿を降り、海の中の仕掛を躍らせてカワハギにアピール。(タタキ釣りね)
すると…ラインを通した魚信がオレの手を痺れさせます!
キ、キ、キタ――(゚∀゚)――!!
竿を確りホールドして左右に揺らさないよう、慎重にリールを巻き上げます。
未だに小学生は海面を見つめているだけ。
グフハハハ、ザマー味噌漬!!
オレがクールにほくそ笑んでいると、ユラリと海面に魚影が漂いました。
イエス!カワハギ!
って、フグ(食べられない)じゃねぇか!!!(怒)
船べりに叩き付けてやろうと思ったけど、そこはソレ。
大人の余裕てヤツで、素早くリリース。
焦ることはありません、時間はタップリとあります。
そんな余裕を見せ付けるかのように優雅にエサのアサリを付けていると…小学生が20センチ越えの本命をゲットしやがりまして…
しかも小学生特有のハイテンションな声で『わーい、カワハギだぁー!』て叫んでます。
喧嘩売ってんのか!にゃろう!
(仁義なき戦いのテーマで)
~つづく
と申しますが、やはり今年1年を占う上でも、初めての釣り物は慎重に選びたいものです。
成るべくならば、『釣れ過ぎてリンダ困っちゃう』的な釣り物が良い選択。
しかも、この時期食べて最高というか、食べた瞬間に『アナザーディメンジョン』喰らったぐらいの衝撃が欲しいんですよ、インパクツが。
となると、自ずとから選択する魚種は絞られてくる訳ですが、オレの脳内ルーレットが選択したのは…
『カワハギ』
カワハギの淡白な白身はフグを超え、この時期にパンと張る『キモ』は、『コイツを知らずに死ななくてよかった』とまで言いたくなる位の味。
オレのジャパニーズ・ドリームの1つはコイツのキモで『キモ豆腐(キモ100%)』を作ること。
そんな『カワハギ』を選択したのは、自明の理というものでしょう。
…しかし、そのマヌケな面構えからは想像も出来ないぐらい、カワハギは難しい釣り物でもある訳で。
未だに『ツ抜け』たコトないし。
つか、そもそも選択した釣り物が『カワハギ』て時点で何か間違っているような気もしますが、オレのマイブレインは『カワハギ全回転リーチ』中。
ええぃ!ゴチャゴチャ言うな!
行くぜ!小網代港は『丸十丸』!
オレのハートは止められないぜ!
(所謂マックスハート状態)
さて。
何故に『丸十丸』かと言われれば、何となく相性がいいような気がするからですが、1年ほど前に行ったカワハギも結構調子良かったていう、脳内イメージが出来上がっているというのも事実。
そう、何から何まで1年振りなのに、
『60匹ぐらい釣れてダイワからフィールドテスターに指名されたらどうしよう?そうしたら、やっぱり水野裕子と「イエス!カワハギ!」て言わなきゃ駄目か?』的な発想まで発展。
そんなコトを考えながらタックルの準備をしていると、トモ方面には小学生の男の子が乗船。
いや、こうやって釣り人口の裾野が広がるのは一人の釣り人として非常に嬉しいことです……
ってオマエ、それは…
ダイワ スマック 100L
ダイワのスマックじゃねぇか!?(相当驚愕)
この時点のオレマインドで、彼は小学生から一人前の釣り人として『ライバル』に昇格です。
つかアポロみたいなモンです、すでに。
エイドリア~ン!
つかコレで『極鋭(ダイワの凄いカワハギ竿)』なんて使ってたら、海のモズクじゃなくて藻屑に変えてやるトコです。
オレがライバルに熱い視線を送っている間に、船は約15~6人を乗せて、定刻少し前に河岸払い。
一路城ヶ島沖を目指します。
この日は風も殆ど無く、波も静かでベタ凪状態。
しかも太陽が顔を出して、暖かいぐらいです。
この状態ならば、底ダチ(海の底ね)の状態はラインを通してビンビン伝わってくる筈です。
カワハギの繊細なアタリを取るためには、これ以上はないコンディション。
勝った!!>小学生に
既にオレの頭の中ではロッキーのテーマ(B・コンティ)が流れ、感動的なエンディングを迎えてます。
そして天高く拳を突き上げそうになったときに、船長の『始め』の合図が。
もー、何だよと我に返り、仕掛とオモリを海の底深く送り込みます。
そうしてリズミカルに竿を降り、海の中の仕掛を躍らせてカワハギにアピール。(タタキ釣りね)
すると…ラインを通した魚信がオレの手を痺れさせます!
キ、キ、キタ――(゚∀゚)――!!
竿を確りホールドして左右に揺らさないよう、慎重にリールを巻き上げます。
未だに小学生は海面を見つめているだけ。
グフハハハ、ザマー味噌漬!!
オレがクールにほくそ笑んでいると、ユラリと海面に魚影が漂いました。
イエス!カワハギ!
って、フグ(食べられない)じゃねぇか!!!(怒)
船べりに叩き付けてやろうと思ったけど、そこはソレ。
大人の余裕てヤツで、素早くリリース。
焦ることはありません、時間はタップリとあります。
そんな余裕を見せ付けるかのように優雅にエサのアサリを付けていると…小学生が20センチ越えの本命をゲットしやがりまして…
しかも小学生特有のハイテンションな声で『わーい、カワハギだぁー!』て叫んでます。
喧嘩売ってんのか!にゃろう!
(仁義なき戦いのテーマで)
~つづく
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プラチナ触媒のバーナーは毎年交換が基本です。
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意外に破損しやすい専用袋も交換しましょう。
Posted by kin at 16:11│Comments(2)
│釣り話
この記事へのコメント
ハラハラしながら後半を待ちます。
Posted by Taka at 2006年01月10日 20:02
船からたたき落としたとか、ワイルドな展開があればいいんですけど、それだと多分全国紙に載る犯罪者になる可能性が120%ですな。
Posted by きん at 2006年01月12日 15:36
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